平成28年6月30日(木)
『書くこと』
①相手意識
相手意識を持てばいいということではなく、もっと具体的にもたせる
②目的意識
何をどんな目的で伝えるか
①②をはっきりさせることで、どんな文章をどのように書くか具体化する
文章量、形態、ジャンル、文末表現
③成就感、どんな力が身についたのか子ども自身が自覚することができる活動を設定
あらかじめ、どんなことをみにつけることがゴールなのかをアナウンスしておく
特に話すこと、読むことなどとセットの活動の場合、今(本時、本単元)求められているのがどんな力なのか、はっきり伝えておく
例;スピーチ原稿を書く(話す聞く?書く?)
④パーツで教える(ミニレッスン)
いろいろなヒントは日常に転がっている
1、思わず読みたくなる題名の工夫
2、思わず読みたくなる、中身が予想できる「書き出し」の工夫
3、文末表現
4、読みやすい、分かりやすい文章とは
修飾語と被修飾語の関係(くっつけよう)
5、構成 はじめ・中身・おわり 魚の図で教える
⑤子ども同士で読みあうこと
子どもの相互評価はあてにならない
意欲は引き出せるが文章の技術向上は難しい
⑥A(インプット;聞く、読む)B(アウトプット;話す、書く)に終わっていてはダメ
C(考える、感じる)というフィルターにかけて、自分の考えを持ってA、Bをさせなければ意味なし
国語は母語(日本語を日常で使って暮らしている)の教科
国語科との違い
上記のことをふまえ、秋口に授業実践、検討を行うことになった。
今回の研修で聞いた話は、作家の時間のことと重なることが多く、うんうんとうなづきながら聞いていた。講師の先生が言っていた「パーツで教える」はまさにミニレッスン。
いろいろなヒントがもらえた。
AとBにとどまってはいけないということも、目標がスッキリしてよかった。
子どもたちは今、作家の時間が大好き。やっていいよというと熱心にやる。隙間時間もやりたがるのでつい今日も出張で自習になったときやらせてしまった。
もっと、子どもの一人一人をみとらないといけないなあと思う。
進度表、完成原稿名簿を早めにつくりたい。
また、完成原稿のチェックリストも必要だ。
ところで 算数では、昨日、1000は10のいくつぶんかという問いを投げかけ
自分の好きな道具、手段(図、絵、式、文など)を使って表現するということをした。
まさにフロー状態。
子どもたちは脳みそが燃えたと言っていた。
今日は、またあんな算数がしたいと言われた。
最近すこしずつ、そういう状態がある。
学習が止まらない。時間があっという間に経つ。