ふりかえり

日々の出来事と観点別ふりかえり

平成28年9月25日西多摩ペース

大前提

子どもは有能で個人差があるが、自主的に学んでいる存在

→これが信じられないなら普通の国語の授業をやったほうがいい

 

ワークショップとは

学習者同士がリソースになり相互交流

お互いに学び合う

自分たちで学びを作る

 

先生が有能であっても意味がない

 

①リーディングワークショップの目的

自立した読み手(学びて)を育てること

将来的に死ぬまで読み続ける

自分から読み続ける人を育てる

 

 

・じぶんで選書する

・何を学ぶかはじぶんで決める

・友達と共同して学ぶことができる

・教師は読みのモデル

   子供が読んでいる時に採点なんてだめ

   本を通して語れるメンター かっこいい読書家としてのモデル

・読むことが大切にされている環境がある

   本がないとだめ

   一人ひとりの学びに合った本がないとだめ

  作家の時間よりもハードルが高い

  図書室じゃだめ

 読みのモデルが近くにいること

 本について語り合える大人がいること

 本を読むことが大切にされている時間、空間、仲間があること

  自分の居住空間に本があることが大事

  先生の机の後ろには本がいっぱいであることが大事

 副本があるといい ペア読書、ブッククラブが’できる

自己選択、自己決定の自由がある

先生が全て決めている国語の授業とはちがう

 

ごんぎつねを十何時間やってももっと新美南吉を読みたい子は出てこない

 

②私たちは国語の授業の中で

・ほんを読むことの価値をどうとらえている

・その価値をどう伝えている

・日常的にほんを読むこととつながってる?

・子供達にどうなってほしい?

これを子どもと話し合う

同僚の先生と話し合う

 

③rwのtりょういき

読むことが中心であるが、書くこと話すことも統合的に

図書の時間と読書指導は根本的にちがう

社会や理科の授業でも

国語と図書の読み方が違うのはなぜ

教科書で読むことが嫌いになる

なぜ、図書の時間は放置してまるつけ

それじゃあ子どもはほんを読むのが嫌いになる

 

④読むとはどういうことか

考え方、視点、

 

⑤1時間の流れ

ミニレッスン

ひたすら読む&カンファラン

共有の時間(読書パートナーと)

 

⑥教師側

・考え聞かせ(読み手がかんがえていることを話しながら読む、頭の中のことをだだ漏れさせて)

・対話型読み聞かせ

 絵本を子供達に読みながら対話させる

・読書パートナー

 ある一定期間自分の読書についてモニターしてくれるパートナーとピアカンファラン

・ペア読書

・ブッククラブ

・ブックプロジェクト

 

⑦読む時に使っている10の方法

 別紙

 

⑧2016年栄小2年3組の実践

  作家の時間4時間

  読書家の時間4時間

 言語事項1時間

 低学年だと時数が多くてやりやすい

国語の教科書が優しい スカスカ

ワークテストでは読む力は計れない

 

本を読むということを大切にするという空気が大事

特に低学年

自分たちから係活動などで本に関する活動が出てくる

教室の読書環境を変える活動が出てくる

環境を整えるのはせんせいのしごと

 

 

⑨質問;評価はどうしている?

ワークテストは自分たちの授業にそった評価になっていない

私はどうしている?

読む力はどうやって測る?

何で見とるか?

読んでいる姿、カンファランスの対話から 、選書、どういう本をよんでいるか (その変化)

教科書教材であっても、ワークテストだけでは計れない

10の方法のうちいくつかしか身についていなくてもいいのか?

たくさんよんだからといいという訳ではない

作家の時間と違って成果物が残らない、だからこそしっかりと見とることが大切

 

質問;高学年では?

高学年になるほど学びの得意なスタイルが子ども一人ひとり違う

読む、話す、書く どれが得意か

すごく読んでいても話したり、書いたりすることが苦手、目に見えない読みをどう評価するのか

読めていなくても口だけ達者な子もいる

読んで書けるけど喋れない子もいる

読む力=アウトプットなのか?

 

 

KAIの考えとは違うかもしれないが、私は将来のことを考えると

読む力➕アウトプットの力が大切な気がする

多様に子どもを見とれる力が必要

 

読むことと言語能力

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

平成28年9月14日(水)

ラフト

久しぶりのブログ

 

あめちゃんの自学のおなやみから

 

いろいろな道具、いろいろな学び方、

それができない時が来る

それまでに 子供が試行錯誤するよう、渡していく

今はよくても、来年こまるんじゃないの

自分の学び方

自分の学びやすさがわかっても、そうはできないことがある

 

田窪さん、1年生の算数も危うい

彼女が既習事項を少しでも思い出して、記憶に残せるような手立てが必要か

井上くん

集中することがない。ノートに計算に必要なスペースを書いてあげると集中してやれる

斎藤君

字が汚く、計算するのがしんどそう。

問題を書いてあげると

 

マルチプルインテリジェンス

 

自学のギャラリーウオークで付箋を貼るときのポイント

きれいなノート

ためになるノート

おもしろいノート

 

算数

単元計画表渡してる

ふりかえり

考え方のふりかえり

学び方のふりかえり

学習したことを書かせたい

 

 

 

 

平成28年6月30日(木)

『書くこと』

①相手意識

相手意識を持てばいいということではなく、もっと具体的にもたせる

②目的意識

何をどんな目的で伝えるか

①②をはっきりさせることで、どんな文章をどのように書くか具体化する

文章量、形態、ジャンル、文末表現

 

③成就感、どんな力が身についたのか子ども自身が自覚することができる活動を設定

あらかじめ、どんなことをみにつけることがゴールなのかをアナウンスしておく

特に話すこと、読むことなどとセットの活動の場合、今(本時、本単元)求められているのがどんな力なのか、はっきり伝えておく

例;スピーチ原稿を書く(話す聞く?書く?)

④パーツで教える(ミニレッスン)

いろいろなヒントは日常に転がっている

 

1、思わず読みたくなる題名の工夫

2、思わず読みたくなる、中身が予想できる「書き出し」の工夫

3、文末表現

4、読みやすい、分かりやすい文章とは

  修飾語と被修飾語の関係(くっつけよう)

5、構成 はじめ・中身・おわり 魚の図で教える

 

⑤子ども同士で読みあうこと

 子どもの相互評価はあてにならない

意欲は引き出せるが文章の技術向上は難しい

 

⑥A(インプット;聞く、読む)B(アウトプット;話す、書く)に終わっていてはダメ

C(考える、感じる)というフィルターにかけて、自分の考えを持ってA、Bをさせなければ意味なし

国語は母語(日本語を日常で使って暮らしている)の教科

国語科との違い

 

上記のことをふまえ、秋口に授業実践、検討を行うことになった。

今回の研修で聞いた話は、作家の時間のことと重なることが多く、うんうんとうなづきながら聞いていた。講師の先生が言っていた「パーツで教える」はまさにミニレッスン。

いろいろなヒントがもらえた。

AとBにとどまってはいけないということも、目標がスッキリしてよかった。

子どもたちは今、作家の時間が大好き。やっていいよというと熱心にやる。隙間時間もやりたがるのでつい今日も出張で自習になったときやらせてしまった。

もっと、子どもの一人一人をみとらないといけないなあと思う。

進度表、完成原稿名簿を早めにつくりたい。

また、完成原稿のチェックリストも必要だ。

 

ところで 算数では、昨日、1000は10のいくつぶんかという問いを投げかけ

自分の好きな道具、手段(図、絵、式、文など)を使って表現するということをした。

まさにフロー状態。

子どもたちは脳みそが燃えたと言っていた。

今日は、またあんな算数がしたいと言われた。

最近すこしずつ、そういう状態がある。

学習が止まらない。時間があっという間に経つ。 

 

 

 

 

平成28年6月29日(水)

校内研の授業があった、授業者は隣のクラスの男性の先生でいままであまり生活科をしたことが’ないとのこと。同じ学年には、再任用の先生と初任者の女性がいる。

3人ともこの学校の校内研の進め方、授業者とのスタンス、生活科についても???という感じで自分がはじめから行かねば、という状態であった。

単元計画から始まり、いろいろ瑣末なことがたくさん。

今回の反省は、やはり授業にぜんぜん視点がいかなかったこと

単元をなんとか回すための保護者や施設、お店との連絡や、その他のことに振り回され?

学年でも低学年部でも話し合う時間がとれず

いろんな要因があるが、今回はだめだった

去年はなんだかんだ、ベテランの先生がいろいろリードしてくださっていたことも大きい

本当に難しかった。

 

しかし、学年で研究授業に挑戦して良いこともたくさんあった。

話す時間がなかったり、お互いの教室にもいかなかったが、だんだんとその壁がなくなってきている。

また生活科の専門家、根本先生からいろいろ実践に即したアドバイスをいただけたことは大きい。

生活科は、本当に担任の在り方が問われているなあと思う。

子どもが自分たちが言ったことが実現するという成功体験の積み重ね

教師主導ではなく子どもの気持ちに寄り添った展開

 

また、生活科はほんとうに子どもの気持ちにそって、今、そのときの感情を大切に

気持ちの新鮮さが第一!ということ

だからこそ、いつでもどんなことでも対応できるように

学習指導要領の内容のどこを求めているのかをしっかり教師が持っていないとブレる。

まあ、国語でも算数でも同じだと思うが。

そのうえで子どもの気持ちをみとって方向性を決めていく。

また、しっかり丁寧にかんがえていきたい。

 

 

 

 

平成28年6月25日(土)

甲斐崎学級の公開日参観

 

今日は、自分のクラスの作家の時間、なんとなく回っているようだし、子どもたちも楽しそうだし、でもどうなんだろう、まだ見えていないこと、そして自分でもうっすらと課題に感んじていることをしっかり考えてみたいと思い、KAIのクラスを参観しました。

 

事前の見てきたいことリスト

①カンファランスの様子

②一人一人の見取り

③KAIの立ち位置

④子どもの様子

⑤システムの工夫。手立て

⑥作家の椅子の時間

⑦これまでのミニレッスンについて

その他、子供同士のつながり、作家以外の授業、5時間目のPAのねらい、KAIと子どもたちの様子

 

それにそって振り返ってみたいと思います。

 

①カンファランスの様子

書いている子どもの中を回って、先ほどやったミニレッスンに絡めて「書き出しの工夫をしてみたら」というのだけ聞こえた。

一か所に2〜3分くらいだろうか

回る順番とかはとくに決めていないように思えたが、

なにかあの子に行こうという時の基準はあるのだろうか。

ちょっと余計なおしゃべりに見える子、消しゴムを投げている子がいてもそこに行ったりはしない。

そのうちにその子たちも、作品のことについて話し始めたり、遊びをやめて熱心に書いたりしていた。

カンファランスの記録のようなものはとっているのだろうか。

 

②一人一人の見取り

これについて具体的に今のクラスでどうされているのか聞いてみたいところだったが、公開日のため話しかけることははばかられた。

以前は進度表のようなものがあり、画鋲を動かす進度表があったが現在はどうしているのだろう。

私は今、だれがどうしているのか正直把握できていない。

作家のノートを回収して見るのがよいのだろうか。

KAIのクラスの子のノートに赤丸があるのが見えた。あれはなんなのだろう。

ノートチェック、そしてコメントなどもしているのだろうか。

 

③KAIの立ち位置

小さな声で回っている。

ミニレッスンの時はベンチに座っていて、立っていない。

一斉授業のような、先生が黒板の前でパフォーマンスしているような感じではなく、

全体の一部のような感じで。

これは、昼食を食べに行った時もまっちゃんやタクヤと話していたのだが、あまり注意の言葉を子どもにかけていることがない。

作家の時間でも、図工でも、PAでも。

例えば、「静かにしなさい。」ではなく「しゃべっていい?」と子どもたちに問う。

「やめなさい。」ではなく「こういうのやめない?」と子どもたちにに問う。

PAでも、子どもたちを待つ。私ならどうするか、もっと焦って声かけてしまうだろう。

また、指示の出し方としてよく言われるきちんと子どもたち全員が静かになってから次の指示を出すという感じではなく、もしかして聞いていない子もいるのでは?というかんじ。

しかし、子どもたちはしっかりとKAIの言葉をキャッチしていて行動する。

ちょっと不思議に感じるとともに、自然だなあと思った。

PA「進化じゃんけん」ではKAIは子供達と一緒に楽しんで参加していた。その楽しさは自然なのかわざとなのかわからない。進化じゃんけんはだんだん長丁場になり、はじめに人間に進化した子たちは少し冷めた表情。そんな時私なら頃合いを見て途中で切り上げてしまうだろうなと思いながら見ていた。

KAIはなかなか切り上げない。それにもなにか意図があるのだろうか。

そしてパタパタ

低学年、土曜日の5時間目ということもあってか、パタパタの時に座っている子が何人も寝っころがり始め、しまいにはある子が「昼寝したい〜」「のんびりしたいよ」と言い出す。

親も見ている。「ちゃんとやって」という子もいる一方でダラダラ組の勢いはすごくなっていく。

KAIは黙ってそこにいる。

 

④子どもの様子

ミニレッスンなどの時、あ「集まって」と声はかけているが、列になったりすることはなく、わりと好きに座っている。KAIのすぐ近くにいる子、中間層、そしてその外側、そしてまたその外側と何段階かに分かれている。

最後列はよく言われる聞く態度ではない。無意識に寝っ転がっている子も。

しかし、ミニレッスンで話していることをキャッチして考えていることがなんとなくわかる。聞くというのは、相手に対する態度面で評価しがちだか、どうやらそうではないようだということが、KAIのクラスのを見ているとわかる。

読み聞かせで一番後ろにいる子たちが、「ねぎを運んで」に反応したり、PAでもよく発言をしていた。

 

⑤システムの工夫、手立て

作家の時間の共有の時間で、全員が作家の椅子に座った子にファンレターを書いてその場で渡していた。自分の教室では最近挙手によるフィードバックになっていて、アドバイスのようなことが続くとあまりよい雰囲気にならないことがあった。

付箋に書く時の言葉についてもミニレッスンが必要だと再確認できた。

 

⑥作家の椅子(共有)

どのような椅子なのか興味があったのだが、KAIの座る教員用の椅子

 

⑦これまでのミニレッスン

これについてはFacebookなどでも公開されているが、いろいろ聞いてみたかった。

⑧その他

保護者会も廊下からのぞき聞き。

作家の時間について丁寧にその価値を説明していた。

作家の時間をやるとなると。ここまで保護者の理解を得るためにしなければならないのかと正直思った。私にはできるだろうか。

国語の学習指導要領の内容と照らし合わせ必要なことをやっているということを伝えなければならない。今なら頑張ればできそう、でも、何年か前なら無理だっただろうなと思う。